ドタバタ研修旅行(9)「Paris横断☺」
2020.03.26(木)
重苦しい空気が流れていますが、心は自由です(^^)
ひと時、一緒にパリに思いを馳せてみませんか?
さて、もうすぐ1年が経ちそうですが、残すところあと2回です。
お付き合いください。
***
10日目。
朝は、モンマルトルの丘から。
脇道の階段や小道を歩いて丘を登り、パリの街を見下ろしていたら、急にやや強めの雨が降ってきました。
シェフには、昔から「サクレクール寺院に入るたびに具合が悪くなる」という因縁があったのですが、入らないと風邪をひいてしまいそうだったので、やむなく寺院の中へ。
すると、修道女たちが朝の礼拝で祈りの歌を捧げているところでした。
なんという幸運♪
その美しい祈りのおかげか、シェフの汚れ?も浄化されたようで、体調も崩さないまま過ごせました(笑)
エパヌイのBGMでよく流れているエリック・サティ(Erik Satie)が住んでいた建物の前を通って、寺院裏にあるぶどう畑を訪ねたあと、ちいバスに乗って移動。
バスティーユ広場から、サン・マルタン運河沿いに歩き、再びセーヌ川を渡って左岸へ。
パンテオンの手前のサンテティエンヌ・デュ・モン教会へ。
ここは、旅行に行きたくなるとDVDを引っ張り出して観る、映画『ミッドナイト・イン・パリ』で、主人公が古き良き時代(Belle Époque)、もしくは狂乱の時代(Les Années Folles)ともいわれる1920年代に、タイムスリップする場面で、黒いタクシーが登ってくる坂のシーンを撮影した場所なのです。
できれば、夜に訪れたかったぁ~ 🙄
パンテオンやソルボンヌ大学、パリができた頃からある古い通りをくだり、その後、同じ映画に出てくるシェークスピア・カフェを訪れ、大満足。
でも、欲を出しすぎたせいで、急いで17区まで引き返すも約束の時間に遅れてしまった(汗)
お昼は、ものすごくお世話になったパリのお寿司やさん「きふね」へ。
友人の旦那さんでもあるご主人が、カウンターに席を用意してくださっていました。
実は、開店と同時に入店するはずでしたが遅れてしまい…。
大変ご迷惑をかけてしまいました…反省 😥
美味しいお寿司とおつまみをいただいたあと、いちばん好きだったパティスリーへ。
あの頃は、 Le Stubliという店名でしたが、今はKAFFEEHAUSに。
でも、美味しさと2階の可愛らしい店内は変わっていませんでした。
毎週通ったマルシェを見たり、近くのスーパーでバターなどの食材を買いだめした後に、夜は仕事に戻る友人と別れ、最後のディナーへ向かいました。
途中、マドレーヌ広場で降りて、今でも付き合いのある、日本人シェフ仲間たちと数多く出会ったグラン・レストランを訪ねました。
仲間たちの多くが、ここを通過して、今はそれぞれ自分の料理を創っています。
バスに乗り換えて、2区にある明るくカジュアルな雰囲気のネオ・ビストロ、カイユボットへ。
フロアスタッフだけでなく、シェフをはじめ厨房の人たちもみなフレンドリーなお店でした。
お料理も、見た目は新しさもあるのですが、どこかほっこりさせてくれました。
さて、いよいよ最終日を迎えます。