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ドタバタ研修旅行(8)「Parisの想い出辿りまくり☺」

2020.02.27(木)

カテゴリー:近況, いい人生だぁ~

心よりみなさまの健康をお祈り申し上げます。

さて、ドタバタ研修旅行記です。
9日目、Parisに戻って2日目の朝。

朝8時にホテルを出発🚶‍
友人との朝食の約束の時間まで、エッフェル塔(La Tour Eiffel)まで散歩です🗼

凱旋門(Arc de triomphe)の地下を通って、お隣の16区へ。

Bristolさん本店で~す

ヴィクトル・ユーゴー通り(Avenue de Victor-Marie Hugo)を広場に向かって歩いていくと、エパヌイがとぉ~ってもお世話になっているブリストルさん(Bristol de Lacoucette)の本店があります。

エパヌイで、ハウスシャンパンとしてグラスでもご用意しているシャンパン、ドゥ・カントゥヌール(de Canteneur)も、ブリストルさんの商品です。

さて、ここからもう少し歩くと、ヴィクトル・ユーゴー広場(Place de Victor Hugo)に。
そこから出ている、レオナルド・ダ・ヴィンチ通り( rue Léonard-de-Vinci)。
そこにあるアパルトマンの屋根裏部屋を借りて住んでいた時期がありました。

 

当時、二オールからパリに出てきた直後は、誰も頼るあてもなく、パリ・パ・シェール(Paris Pas Cher)という、パリで安く過ごすためのガイドブック的なもので安宿を見つけ、そこに1週間滞在し続け、不安に押しつぶされそうになりながら部屋と職探しを続けました。

オヴニー(Ovni)という在仏日本人のための新聞(今はネットでも見れます)の掲示板で、運よく仕事を見つけ、その後、近くのスーパーで、パリ郊外のプレーヌ・サン・ドゥニ駅近くの格安の貸し部屋の貼り紙を見つけたのですが…

現在は、スタッド・ドゥ・フランス(Stade de France)というスタジアムもでき、開発が進んでいる地区ですが、当時は貧困層や低所得者の集まる工業都市でした。

この扉の向こうは別世界(-.-)

なので、仕事が終わり夜遅くにパリ市内からここまでひとりで帰るには、少し危険だったし、ちょっと遠すぎたこともあったので、3ヶ月後にこのヴィクトル・ユーゴー界隈に引っ越したのでした。

でも、そこは屋根裏部屋、使用人たち用に造られた空間。
通りにある扉は、リッチな世界から現実世界への境界の扉😩

屋根裏の7階まで、暗く狭い階段を登っていくと、共同トイレ(便座は付けるとすぐ盗まれていつも無い😣)、共同シャワー(シャワーヘッドも同様でいつも無い😫)の4畳くらいの部屋がありました。

屋根裏には8部屋くらいあるのですが、ここもほとんどはアフリカ大陸からの移民の方々が住んでいました。
超高級住宅街を見下ろす窓から、週末ごとに繰り返されるパーティーを眺めては、ため息をついたものです😔

 

そんなことを思い返しながら、エッフェル塔まで歩いていくと、すでに世界中からの観光客でいっぱいでした。

これぞフランスの朝食って感じです

約束の時間に、元祖チャーリー支配人のカフェに戻り、友人と3人でパリらしい朝食。
ザ・プティ・デジュネ🥐

元祖チャーリーさんは、いつもピッタリ横についておねだりもせず、ただひたすらにお客さん自らがパンくずや砂糖を差し出すのを待つ、まさにプロフェッショナルでした。

その後、パレ・ロワイヤル(Palais-Royal)からパッサージュ(Galerie Vivienne)を通り抜けて、レ・アル界隈(Les Halles)へ。

ここは、むかし中央市場があったので、その周りには食材問屋や調理器具やさんが数件あり、築地場外と合羽橋を足して4?10??で割った感じ???のフランス版的感じです。

うれしいことに、G.Detou(1951年創業の製菓材料の店)は、いまだに昔ながらのお支払方法♬
タイムスリップした気分になれました。

 

友人とシェフが、食材や調理器具に目の色を変える中、私はもっと街中を歩きたくてうずうず😚

二人を追い立ててシテ島に向かい、1ヶ月ほど前に火事で焼けてしまったノートルダム寺院(Cathédrale Notre-Dame de Paris)の現状を確認。
急ピッチで再建が進められていました。

 

ぐるっと半周しながら、サンリュイ島(île Saint-Louis)へ。
木組の古い家が残る趣のある通りを抜けて、再びセーヌ川を渡ってマレ地区(Le Marais)へ。

大好きだったこの地区、今や観光客が溢れていて、日本語が混じる呼び込みも現れていた。
残念…😥

 

静けさを求めてヴォージュ広場(Place de Vosges)へ。
ここの一角には、最近、キムタクさん主演のドラマでも何度も登場していた、ランブロワジーさん(Restaurant L’Ambroisie)があります。

偶然にも、私がシェフに最初にプレゼントした料理本も、ここのシェフ、ベルナール・パコ(Bernard Pacaud)さんの本でした。

本で見て、どうしてもここのエイヒレのお料理が食べたくて、当時、まだ23歳、24歳の私たちが、かなり背伸びをして3つ星のレストランで食事をしたのでした。

そんな、カッチコチに緊張している私たちを、優しく迎えてくれたギャルソンのお二人☺
片言のフランス語でも、丁寧に聞き取ってくれてました。

おかげでリラックスして食事ができ、サービスってお料理の味を、2倍にも3倍にも変えてくれるんだなぁ~て思ったのものです。

Parisに来たらTartare frites❤

と、今回は予約も予算もないので…手前の歴史あるブラスリーで、マダムたちが美味しそうに食べていたステーク・タルタルとポムアリュメ、そして冷えたロゼワインを発注~🍷

胃袋もパリを満喫でした😚

いい気分になったので、ホテルに戻りひと休み。

夜は、出発前にすでに予約してあった、ネオ・ビストロ(料理のクオリティが高く、シンプルなサービスと気軽な雰囲気のレストラン)の先駆け的存在のお店の、Saturne(サチュルヌ)に(*残念ながら閉店されたようです)。

Carte Blancheというスタイル(シェフお任せのコース的な)で、何が出てくるかはお楽しみ。

出てきたお料理たちは、新しいスタイルでありながら、ほっこりする器で提供されていました。
勉強させていただきました( ´∀`)

その日も、パリでお寿司屋さんを営んでいる友人ご夫婦と、近況やこれからのお互いの店のことを話しながら、楽しく美味しい時間を過ごせました。

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